講習の感想

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ビジネスマナー

この講習を受講してみようと思った理由のひとつは、これでした。
行き当たりばったりとその場しのぎで世間を渡ってきたような私には、気がつけば自分を裏打ちする何物もない。
ビジネスマナーしかり、パソコンもしかり。
ここはひとつ、ゼロから学んでみようかと思い立って、即応募しました。
で、知らず知らずにしていることは、本当に知らずにしているものだと思い知らされました。
朝の「おはよう」の意味なんて考えたこともなかったし。

タイピング

最近ようやくenterキーとかぎカッコを打ち間違えなくなった。
3ヶ月間毎日休まず、家でも練習してこの程度。
千里の道も一歩から、とはなんの慰めにもならん。

ワード

とにかく文字入力に苦戦。
でも、初心者故の感動、感激も数多く、授業中は「へー」「ほー」ばかり。
「まいl」と打ってf9ポンで「Mail」になった日にゃあ、えらいなぁと感心したものです。
マウスを動かして、あちこちでクリックすれば文章が勝手にあっち行ったりこっち移ったり、
表が出てきたり、色がついたり消えたり、ホントこれを作った人はエライね。

エクセル

エクセルの入力は半角英数が基本だなんて初めて知った。
計算式にしろ関数にしろ、あるいは並べ替えやグラフについても、範囲選択は神経をつかわされた。
いちいち「こっから、ここまで」と言わなきゃならないなんて。
もう少し融通をきかす、というか気をきかせて「平均値を求めるなら合計のセルは範囲内、じゃない、入んない」とかさ。
まったくもって「機械的」作業の極みだ。

フォトショップ

このソフトは自身の美的センスの欠落を思い知らされるためにあるようなソフトでした。
使い方もよく分からないままに、ポインタが画面の上を右往左往するばかり。
そもそも何をどうしたいのか、イメージも何もありゃしない。
乾いた雑巾をいくら絞ってみたところで滴のひとつもこぼれない。
パソコン以前の問題だ。

ホームページ

HTMLとかCSSとかはおもしろかった。案外むいてるかも知れない。ローマ字の日本語入力より英語を入力する方が楽だったし。
ただ、やっぱり美的センスが、ね。遊び心とやらも欠けてるのかも知れない。

まとめ

あっという間の3ヶ月だった。久しぶりの「濃い」日々だった。タイピングのホームポジションで指がつりそうになったり、
「適当に遊んでみてください」「自由にやってみてください」と言われ、お絵かきソフトの画面ではなく、自分の方がフリーズしたり、 大変な思いもしたけれど、それも含めて「濃い」毎日だった。
決して楽ではなかったけれど、楽しい日々だった。知識は増えた、かと思う。
パソコンも初心者に毛が生えた程度にはなったかも知れない。が、まだ三つ編みを結えるほどではない。
なにより、職探しはこれからだ。仕事に就いて、ヘマをして、その時にこそ、この3ヶ月を振り返ろう。
「ああ、これって確か」と思い返した、その記憶の片隅に青笹の魔女の高笑いが浮かんできたら、
その時はきっと懐かしいと思うだろう。